日本は男女が同時優勝を果たし有終の美を飾った。

 日本男子が決勝で韓国に3-2で競り勝ち、2連覇を達成した。日本女子は決勝でポーランドを5-0で下し、2年ぶりの優勝を遂げた。世界選手権で個人、団体の同時開催が定着した2011年以降、日本の男女がそろって優勝するのは初。

 男子は決勝で66キロ級の海老沼匡(パーク24)、81キロ級王者の永瀬貴規(筑波大)らを擁し、2-2からの大将戦で王子谷剛志(旭化成)が金成民に優勢勝ちした。モンゴル、ジョージアが3位。

 昨年3位の女子は52キロ級金メダルの中村美里(三井住友海上)、63キロ級3位の田代未来(コマツ)らが活躍。初戦から4試合全て5-0の圧勝だった。ドイツ、ロシアが3位に入った。