日本ラグビー協会の理事会が25日、都内で行われ次期日本代表監督の人選について、人選作業を担当するワーキンググループから各理事に現状が報告された。理事会後に会見した坂本典幸専務理事(57)は「今日は独自の名前は出していません。2度ワーキンググループによる会議で数名に絞り込みました。明日以降、本人と交渉することになりました」と説明した。

 これまでワーキンググループは、国際経験があること、日本ラグビーを知っていることを基準として、人選の絞り込みをしていた。また、出席した複数の理事は具体的な候補者の数に触れ、2、3人に絞り込まれたと明言しており、人選は今後大詰めを迎える。