スポーツ庁の初代長官で金メダリストの鈴木大地長官(48)が26日、都内の日本記者クラブで会見した。

 文科省の外局として10月に設置されたスポーツ庁の役割、今後の課題などを約1時間にわたって熱く語った。「日本のスポーツはまだまだ潜在的な力を秘めている。それを掘り起こしていきたい」。

 日本の成人は週1回以上の運動が全体の40%、週3回以上は19%にとどまることを例に、今後の目標を同65%、同30%にすることを明言。長官自身の運動について質問されると「時々走っています。泳ぎは、会議中にいつも目が泳いでいます」と言い、軽妙なトークで場内を和ませていた。