羽生のライバルと目されていたパトリック・チャン(カナダ)は、70・61点と低迷してSP最下位。

 4回転を予定した冒頭のジャンプが3回転になると、後半に同じ種類の3回転を跳んでまう規定違反でこのジャンプは無得点に。「素晴らしいプログラムなのに情けない」と猛省した。

 スピンも0点となる凡ミスを重ねるなど、世界選手権で3連覇した24歳の実力者らしからぬ滑りだった。