体重無差別で争われた個人組手で、女子は昨年準優勝の23歳、植草歩(高栄警備保障)が決勝で3連覇を狙った染谷香予(テアトルアカデミー)を10-7で破り、初の日本一に輝いた。

 男子個人組手は荒賀龍太郎(荒賀道場)が2年連続4度目の頂点に立ち、形の男子は喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が4連覇、女子は清水希容(関大)が3連覇を果たした。全日本連盟によると会場には史上最多1万3000人の観客が詰めかけ、2020年東京五輪の追加種目候補となった盛り上がりを感じさせた。