フィギュアスケート全日本選手権で4連覇し、5季連続の世界選手権(16年3月、米国)出場を決めた羽生結弦(21=ANA)が28日、他の代表選手ととともに会見に出席した。

 2季ぶり2度目の優勝がかかる来年3月の世界選手権まで試合はなく、じっくりと調整できる。「どんな背景、どんな気持ちを持っている人にでも、自分の演技が届けられるように、1つの1つの所作を含めて練習していきたい」と表現をさらに突き詰めるつもりだ。また「4回転ジャンプの種類をもっと増やしていかないと。3月までに練習していきたい」と、現在プログラムに組み込むトーループ、サルコーの2種類の4回転に加え、今季中に新たな技を構成に取り入れる可能性があることを、あらためて示した。