フライングヒルによる個人第17戦が行われ、43歳8カ月の葛西紀明(土屋ホーム)が合計418・5点で3戦連続3位となり、自身のW杯最年長表彰台記録を更新した。表彰台は今季4度目で通算60度目。

 葛西は1回目に231・5メートルで5位につけ、2回目も230メートルをマークして順位を上げた。ロベルト・クラニェツ(スロベニア)が236メートル、239・5メートルの432・8点で今季初勝利、通算6勝目を挙げた。

 葛西紀明の話 3位にはなっているから、せめて2位になりたかった。うれしさより悔しさがある。(助走の)スピードがもう1キロぐらい出れば(飛距離は)もう5メートル伸びる。飛び出しは迷いなくいけている。