ボストンで行われたフィギュアスケートの世界選手権で5位となった宮原知子(18=関大)が5日、関西空港に帰国した。

 米国内を移動した飛行機が2時間遅れて乗り継ぎが乱れ、予定より約6時間遅れの到着になった。居合わせた観光客が騒然とする中「急いで帰ってきました」と苦笑いし、次の移動へ急いだ。

 世界選手権では日本人女子最高順位をマーク。だが、表彰台に立った米国、ロシア勢との差を痛感する大会になった。「全体的に演技のスピードや、ジャンプの質をもうちょっと上げないといけない」。今後は22~24日に米国で行われる大陸別団体戦「コーセー・チームチャレンジカップ」の出場を経て、来季に歩みを進めていく。