テニスのリオデジャネイロ五輪出場権が決まる6日付世界ランキングが発表され、男子6位の錦織圭(日清食品)、女子48位の土居美咲(ミキハウス)の出場権獲得が確実となった。シングルスは各国・地域4人を上限にランキング上位56人に出場権が与えられる。26歳の錦織は3大会連続、25歳の土居は初の五輪となる。

 国際テニス連盟(ITF)は出場権を得た選手を9日までに各国・地域に通達。さらにITF推薦枠で出場できる選手については29日までに各国・地域に伝えられ、参加全選手が確定する。女子69位の日比野菜緒(フリー)は上位選手が出場資格を満たさなかった場合など繰り上がる可能性がある。

 男子は1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位アンディ・マリー(英国)、3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変わらず、ラファエル・ナダル(スペイン)が4位に浮上した。女子はセリーナ・ウィリアムズ(米国)が1位、全仏オープンを制したガルビネ・ムグルサ(スペイン)が2位になった。