早稲田大2年で19歳の南谷真鈴さんが、日本人最年少で世界7大陸の最高峰制覇に成功したことが11日、分かった。最後の1つとなっていた北米大陸のデナリ(旧称マッキンリー)山(6190メートル)の登頂に成功したと、同日までに支援する博報堂DYスポーツマーケティングに連絡が入った。

 同社によると、7大陸の最高峰を極める「セブンサミッター」の従来の記録は2004年の故渡辺大剛さんの22歳だった。南谷さんは近く記者会見を開く予定。

 南谷さんの公式サイトを手がけるゼロスタート社によると、デナリには今月4日に登頂。15年1月に南米のアコンカグア(6959メートル)に登頂したのを皮切りに、今年5月には日本人最年少で世界最高峰エベレスト(8848メートル)を制し、6大陸の最高峰を制覇していた。