女子レスリングの吉田沙保里(33)に、金メダル以上の「プラチナメダル」が贈られた。

 8月31日、都内で日本協会のリオ五輪報告会に出席。銀メダルに終わったものの、4連覇の伊調馨、チームリーダーの栄和人氏とともに100万円以上相当の純プラチナ製メダルが贈られた。福田会長は「女子が好成績を残せたのも、吉田のおかげ」と功績を高く評価。特別表彰することを決めた。吉田は「次の道で頑張りたい」と、改めて第一線から離れることを示唆。午前中には東京・墨田区の九重部屋を訪れ、1カ月前に亡くなった先代九重親方(元横綱千代の富士)に銀メダルを報告した。