リオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテが虚偽の強盗被害を警察に通報した問題について、米国オリンピック委員会と米国水連は8日、2017年6月までの資格停止処分を科したと発表した。AP通信が報じた。金メダルによる報奨金の総額10万ドル(約1000万円)は没収される見通し。

 ロクテはリオデジャネイロ市内でのパーティーから選手村に戻る途中、銃を持った警官を名乗る一団に襲われたと訴えた。その後、虚偽の通報を認め謝罪した。