秋田が強豪栃木を破り、bjリーグ出身チームとしてはBリーグ最初の勝利を挙げた。

 序盤から乱打戦となった試合だが、秋田が終始主導権を握った。エースの田口成浩(26)が要所で3点シュートを沈めるなど、チーム最多の19得点。ディフェンスも冴えて、栃木エースの日本代表、古川孝敏(28)に14点を許しはしたが持ち味の3点シュートを1本も決めさせなかった。

 日本人で唯一、NBAプレー歴のある栃木の田臥勇太(35)は、終盤に追い上げる3点シュートを決め見せ場を作ったが、秋田の堅い守りに思い通りのゲームメークをさせてもらえなかった。

 長谷川誠HC(45)は「これからも泥臭いバスケを見せていきたい」と胸を張った。