リオデジャネイロ五輪柔道女子57キロ級銅メダルの松本薫(ベネシード)が12日、大阪市内で開かれた所属先の祝勝会に出席し「皆さまに応援していただいてメダルを取れた。この一つ一つの思いに恩返しができるよう日々精進したい」と、約350人の参加者へ笑顔であいさつした。

 報道陣の取材には、当面の間休養した上で、2020年東京五輪出場を目指すことを改めて強調。「東京で五輪ができる場面に立ち合えること、年代的にまだできるのは運命的な出合いでしかない。奇跡はみすみす逃したくない」と29歳の柔道家は目を輝かせた。復帰時期については未定としつつ「来年からスタートしたら私の中では早いスタート」と話した。