産業能率大が主催する小学生ビーチバレーの第5回SANNO CUPが16日、神奈川県伊勢原市の湘南キャンパスで開催され、初出場の秦野北JVCスポーツ少年団が優勝した。

 大会は、東京、神奈川から24チーム288人が参加。166センチのエース諸星雄大(12)を擁する秦野北は、決勝で緑台JVCを21-9と圧倒。8月に行われた全日本小学生全国大会の混合の部でベスト8に入った実力を見せつけた。スパイクで8点、サービスエースで3本と得点の半分以上を1人で稼いだ諸星は「キャプテン、エースとして決めることができて良かった」と喜んだ。内藤早美監督(66)は「8月の全国大会が終わったばかりで、選手の気が少し緩んでいるんじゃないかと心配していた。選手たちが、恥ずかしくないプレーをしたいと頑張ってくれた。来週からは県大会の予選が始まるので、いい経験になった」と話していた。

 大会は、日刊スポーツ新聞社とのコラボ授業「イベントプロデュース」の学生が企画と運営を担当し、競技とそれ以外のイベントでも大いに盛り上げた。