バレーボール女子のVリーグが29日に開幕する。

 17日、開幕に向けた会見が東京・池袋サンシャインシティ内で行われた。世界クラブ選手権(フィリピン)に参加している昨季覇者の久光製薬を除く7チームの監督と選手数名が出席した。

 今夏のリオデジャネイロ五輪を終え、2020年東京五輪に向けた初めてのシーズンとなる。リオ五輪を経験した岡山シーガルズのセッター宮下遥(22)は「たくさんの選手が出場するチームなので、周りを生かせるようにしたい」と、優勝に向けた意気込みを語った。

 会見の最後には、見学に訪れたファンからの質問コーナーが設けられた。「(試合後に)会場で出待ちをしている人からもらってうれしいものはなんですか」という意外な質問を投げかけられた宮下は、照れ笑いを浮かべながら「果汁100%のフルーツジュースがありがたいです。オレンジかリンゴがいいです」と答えていた。

 宮下がプレーする岡山シーガルズは30日、9月のアジアクラブ選手権(フィリピン)で優勝したNECと対戦する。