女子1000メートルは小平奈緒(相沢病院)が、1分15秒08の国内最高記録で2大会ぶりに女王を奪回した。

 前半200メートルを17秒79と好タイムで通過すると一気に加速し、ラスト1周(400メートル)も29秒75で踏ん張りきり、前日の500メートルとの2冠を引き寄せた。「国内のベストを1秒近く縮められた。ただ、後半で2秒くらい落ちているので前半に頑張りすぎて自分のリズムを崩した。体のメトロノームを一定にできるようにしたい」と課題も挙げていた。

 2位は辻麻希(開西病院)、高木美帆(日体大)が3位だった。

 男子1000メートルは中村駿佑(EH)が1分9秒88の好タイムで初優勝した。小田卓朗(水戸開発計画研究所)が2位、3位には勝った中村駿の弟奨太(ロジネットジャパン)が入った。

 マススタートの女子は高木菜那が2連覇した。同男子はウィリアムソン師円(ともに日本電産サンキョー)が初制覇した。女子5000メートルは松岡芙蓉(富士急)、男子1万メートルは土屋良輔(専大)が優勝した。