グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(28日開幕)に出場する宮原知子(18=関大)は、ショートプログラム(SP)の衣装を今季初戦から変更して臨む。色は水色のままだが、袖なしから長袖に。首飾りをやめ、背中があいたデザインに変えた。宮原は26日、本番2日前にもかかわらず、新衣装を着て練習。SP、フリーともに安定感ある演技を披露した。

 初戦USインターナショナルクラシックのSPでは、ジャンプのミスが1つあったのみであとはほぼ完璧。自己ベストの72・48点に近い70・09点をマーク。だが、浜田コーチによれば、後でジャッジから「衣装が子どもっぽい」と指摘を受けたという。SPの曲は「ムゼッタ・ワルツ」。1人の女性が街で人々の視線を集めるストーリーだ。大人っぽくなった衣装で、ジャッジ、観客の目をより引きつける。(ミシソーガ=高場泉穂)