柔道男子60キロ級の高藤直寿(23=パーク24)が、五輪以来の試合となるグランドスラム東京(2日~、東京体育館)での金メダル獲得を誓った。

 高藤は1日、大会の組み合わせ抽選会が行われた都内のホテルで会見。銅メダルだったリオデジャネイロ五輪以来の試合に向けて「出るからには勝たないといけない」と、気合を込めて話した。

 リオ五輪では金メダルを期待されながら準々決勝で敗れた。その後は気持ちを入れ替えて敗者復活戦、3位決定戦と勝ち銅メダルを獲得したが「負けた事実が悔しくて…。試合では勝たないと」。目標は20年東京五輪での金メダル。「ここから新しいスタートを切ろうと思っている。東京に向けて勝ちにいく」と、力強く話した。