3月のフィギュアスケート世界ジュニア選手権で2連覇を狙う本田真凜(15=大阪・関大中)が、金言を授かった。

 関西運動記者クラブが昨年活躍した選手らをたたえる関西スポーツ賞の表彰式が16日、大阪市内で行われた。個人賞受賞の本田は、団体賞のシンクロナイズドスイミング日本代表井村雅代ヘッドコーチ(66)から「表現力は素晴らしい。得意は不得意にならないから、不得意を得意にできる真凜ちゃんでいてほしい」とエールを送られた。17個の五輪メダルに携わる名将から勇気をもらった15歳は「井村先生には『年がもっと上に見えて、見せ方を分かっている』と言われた。うれしかったです」と笑顔だった。