トランプ米大統領が20日に就任式典を行ったことに対し、米スポーツ界では応援から非難まで賛否両論が起こった。

 NBAのスターだったカリーム・アブドゥルジャバー氏はハリウッド・リポーター誌に寄稿し「近代史上、これほど“病んだ”大統領はいない」などと酷評。閣僚の人選にも不満を表明した。

 昨季に日本ハムの日本一に貢献したアンソニー・バース投手はツイッターで「私たちの指導者が米国を再び偉大にしてくれるよう祈ろう」と、好意的にファンに呼び掛けた。大リーグで通算324セーブのヒューストン・ストリート投手は「きょうから新しい一章が始まる。理想もなしに悪口を言うことは国を分断させる」と慎重なメッセージを出した。