競泳の男子200メートル平泳ぎで世界記録を樹立した渡辺一平(19=早大)が「絶対王者」になる。

 30日、都内で日本水連の表彰式に出席。29日の東京都選手権で人類初の6秒台となる、2分6秒67の世界記録を出した19歳は「世界記録を塗り替えて優勝したい」と、4月の日本選手権(名古屋)と7月の世界選手権(ハンガリー)での世界記録Vを誓った。世界記録の快挙に祝福のライン200通、メール100通が着た。それでも浮かれることはなく「自己ベストを更新しただけと思っている」と貪欲な姿勢をみせた。

 なお、表彰式では五輪メダリストが優秀選手に選ばれ、金メダルの萩野公介(22)と金藤理絵(28)が最優秀選手賞に輝いた。