フィギュアスケートの4大陸選手権で19日にフリーに臨む男子の公式練習が18日午後、韓国・江陵の練習リンクで行われ、SP2位の宇野昌磨(中京大)は初めて組み込む4回転ループを1度も決められなかった。

 SPで世界歴代4位の100・28点をマークした宇野は曲をかけた練習でフリップ、トーループ2本の計3度の4回転ジャンプに成功した。

 3位から逆転優勝を目指す羽生結弦(ANA)は4回転ループを鮮やかに決めた一方、SPでミスが出た4回転サルコーが安定せず、何度も跳んで感覚を確認した。11位と出遅れた田中刑事(倉敷芸術科学大)も精力的にジャンプを跳んだ。