西岡良仁(21)が惜しい星を逃した。

 回転の利いた弾む球で、バブリンカの強打を封印。無理に打たせてミスも引き出し、最終セット5-4、6-5と2度リードし、自分のサーブを迎えた。しかし、2度ともキープできず。最後はタイブレークで力尽きた。しかし、身長170センチの小兵の大健闘に、観客は総立ちで拍手。西岡も「力は出し切った。悔いはない」。快進撃は止まったが、これで世界50位台に浮上する可能性がある。