日本オリンピック委員会(JOC)は23日の理事会で、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の日本選手団結団式(24日)で、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅選手(21=クラレ)が旗手代行を務めると報告した。

 旗手に決まっているジャンプ男子の葛西紀明選手が海外遠征で出席できないため。

 また、JOCは同五輪の日本選手団を承認し、選手総数は追加で代表入りしたフリースタイルスキーの1人を含め海外の冬季五輪で最多の123人となった。今後選手が追加される可能性もある。

 選手の所属企業や学校が開く壮行会を外部に非公開とするよう求めるJOCの方針に疑問の声が上がっていることについて、平岡英介専務理事は「広告、営業的に使われる可能性が高いから禁止している。自治体や競技団体がやる壮行会の公開は問題ない」と説明した。