日本テニス協会は8日の常務理事会で、2018年度のナショナルチームのメンバーを決め、20年東京五輪へ向けて新設した「20年メダルポテンシャルアスリート(MPA)強化メンバー」に男子は元世界ランキング4位の錦織圭(日清食品)、女子は世界44位の大坂なおみ(日清食品)が選ばれた。

 MPA強化メンバーは既に導入している試合データの分析システムを優先的に活用できるようにするなど、同協会から重点的に支援を受ける。

 MPA強化メンバーに次ぐ「20年強化メンバー」には男子で杉田祐一(三菱電機)ら4人、女子で奈良くるみ(安藤証券)ら6人が名を連ねた。