平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)で2つの金メダルを獲得したスピードスケート女子の高木菜那(25=日本電産サンキョー)が来季も現役を続けることが19日、分かった。チーム関係者が明らかにした。

 4年後の北京五輪を目指すかどうかは未定だが「一年一年、目標を立てて取り組んでいきたい」と話しているという。

 25歳の高木菜は平昌五輪の団体追い抜きとマススタートで頂点に立ち、日本の女子では夏季五輪も含めて初めて、同一大会で複数の金メダルを手にした。

 これまで去就について明言しておらず「続けるにしてもやめるにしても(故障を抱える)膝をしっかり治したい」としていた。妹の高木美帆(日体大助手)も現役続行の意向を示している。