16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(23=ブリヂストン)が25日、スペイン高地合宿に向けて出発した。

 シエラネバダで約1カ月間、泳ぎ込みを行って、夏のパンパシフィック選手権(東京)とジャカルタ・アジア大会に備える。近年はけがや体調不良があって十分な練習が積めなかったが、「できないことができるようになってきた。夏場の本番でいい結果を出したい」と手応えを持って、合宿に臨む。

 前夜はサッカーワールドカップ(W杯)の日本対セネガルを観戦。MF本田が同点ゴールを決めた姿に「そこで決めるのが本田選手なんだよなと思ったり、4年に1度の思いを感じたり。他競技の人からパワーをもらっています」と刺激を受けていた。