世界19位の錦織圭(28=日清食品)が同7位のチリッチ(クロアチア)に2-6、6-4、7-6、4-6、6-4で勝利し2年ぶり4強入りを果たした。対戦成績を錦織から9勝6敗とした。

錦織は全米オープンに2年ぶり9度目の出場、2014年に4大大会で自己最高の準優勝。この時は決勝でチリッチに敗戦。昨年は右手のケガで欠場していた。

錦織は第1セットの第4ゲームでブレークされると第8ゲームにもブレースを許しセットを先取された。第2セットは互いにキープする展開から第6ゲームに先にブレークされた。しかし第7ゲームにすぐさまブレークバックすると、第9ゲームもブレークしセットを奪った。

第3セットは錦織が第1ゲームにブレークしたが、第8ゲームにブレークバックされた。その後は互いにキープしあいタイブレークを制した錦織がリードを奪った。

第4セットはチリッチが第7ゲームで先にブレークに成功。そのまま押し切りセット奪って最終セットに突入した。

ファイナルセットは第4ゲーム、錦織がセカンドサービスを回り込んでフォアで仕掛け、チリッチのショットはネットにかかり先にブレーク。しかし、第7ゲームに連続ポイントを奪ったチリッチがブレークバック。最後は第10ゲームにチリッチのサービスゲームでブレーク。セットを奪い勝利した。試合後は、笑顔でガッツポーズを見せた。

錦織は準決勝で同6位のノバク ジョコビッチと同55位ミルマンの勝者と対戦する。