テニスのAIGジャパン・オープンのスポンサーを務める米保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が来季の契約を更新しないことが19日、分かった。

 日本協会によると、ことしで2年間のスポンサー契約が切れたAIGには10月まで優先交渉権があったが、その期間内に更新の意思を示さなかったという。同協会の渡辺康二専務理事は「早急に次のスポンサー探しをしたい」と話した。

 AIGは米政府の管理下で再建を目指しており、金融危機の影響がテニス界にも波及した形となった。