テニスの女子国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦、日本-アルゼンチン(16、17日・兵庫県三木市)の組み合わせ抽選が15日、神戸市内で行われ、ウィンブルドン選手権で3回戦に進出した土居美咲(ミキハウス)は、16日の第1シングルスでマリア・イリゴエンと対戦することが決まった。第2シングルスでは、森田あゆみ(キヤノン)がミレン・オルーと顔を合わせる。

 17日のダブルスは、奈良くるみ(大産大)と藤原里華(北日本物産)のペアが出場。シングルスは森田-イリゴエン、土居-オルーとなった。土居は「相手がどうであれ、自分のテニスを貫き通して勝ちにいく」と抱負を語った。

 当初は東京で4月に開催される予定だったが、東日本大震災の影響で延期になっていた。14日に仙台市の被災地を訪れた国際テニス連盟のリッチビッティ会長は「被害の大きさは想像以上だったが、日本人の復興への前向きさに感銘を受けた。(日本での開催は)復興支援の意味が強く込められている」と話した。