ラグビーの日本代表が18日、東京都内で酷暑の中で21日のW杯壮行試合・米国戦(秩父宮)に向けた練習を行った。午前10時半にグラウンドに出てくると、既に気温は38度近くまで上昇。コンクリートのスタンドに囲まれ、周囲に人工芝が敷き詰められたピッチレベルでは、40度超まで気温が上がっていた。

 この日は、都心でこの夏1番の暑さを記録。しかも、同代表は灼熱(しゃくねつ)の日中に2時間もコンタクトプレーなどを含む猛練習をこなした。

 9月にニュージーランドで開催されるW杯では、同10日の初戦で強豪フランスと対戦する。

 猛練習で有名な京産大出身のSH田中史朗(26=パナソニック)でさえ「今日はさすがにバテました。かなり暑かったですから。でも、W杯に向けいい感じで仕上がってきています」と真夏の日差しを浴びながら話した。