来年のロンドン五輪の聖火リレーが英国内だけでなくアイルランドも訪れることで合意したことを、アイルランド・オリンピック評議会が認めたと、22日付の地元紙アイリッシュ・タイムズが伝えた。国際オリンピック委員会(IOC)の承認を経て正式決定する。

 前回の北京五輪で激しい妨害行為が各地で起きた聖火リレーの海外ルートは実施しない方針のため、英国外に出るのは隣国のアイルランドだけ。聖火リレーは来年5月19日に大ブリテン島西端のランズエンド岬をスタートし、6月6日に国境を越えてダブリンに入る。