シドニー、アテネ両五輪のシンクロナイズドスイミングで銀メダルに輝いた武田美保さん(35)が21日までに、三重大社会連携研究センターの社会連携特任教授に就任した。

 就任は今月1日付。本年度は定期的な講座は持たず、2012年度からスポーツと社会教育をテーマに、学部の1、2年生に月1回程度講義する予定。スポーツ選手が引退した後のキャリア形成についての研究もする。

 武田さんは鈴木英敬三重県知事の妻。17歳でシンクロナイズドスイミングの日本代表となり、アトランタ、シドニー、アテネの3大会で銀、銅計5個のメダルを獲得。引退後は、企業や学校での講演活動などを行っている。