<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第6戦・ロシア杯>◇初日◇25日◇モスクワ

 女子ショートプログラム(SP)を行い、3季ぶりのGPファイナル進出が懸かる浅田真央(21=中京大)が64・29点で首位に立った。

 浅田は代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ回避したものの、ほぼ完璧な演技を披露し、第4戦のNHK杯を上回る今季自己ベストをマークした。2位は地元ロシアのアリョーナ・レオノワで、63・91点。今井遥(18=東京・日本橋女学館高)は55・20点で6位だった。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は跳ばなかったが、ほぼ完璧な演技だった。今大会は2位以内に入れば、3季ぶりにシリーズ上位6選手によるGPファイナル(12月・カナダ)進出が決まる。

 男子SPにはGPファイナル進出を狙う16歳の羽生結弦(宮城・東北高)が登場。

 ペアSPはアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)がトップに立ち、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が2位につけた。