<ノルディックスキー:吉田杯ジャンプ>◇18日◇北海道・名寄市ピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル)

 

 女子はW杯代表の高梨沙羅(15=北海道・上川中)が、2回合計226点で前日の名寄ピヤシリ大会に続く、2連勝を果たした。1回目に最長不倒となる96メートルを飛ぶなどまさに独壇場で、強さが際立った。高梨は「1回目は満足のいくジャンプだった。今季は2月の世界ジュニア選手権の団体で優勝することが最大目標です」と話した。2位にも同じ15歳の山田優梨菜(長野・小谷中)が入った。3位はW杯代表の岩淵香里(長野・飯山高)。

 男子は前日2位の鈴木翔(旭川大)が94・5メートル、95・5メートルの合計248・0点で勝った。2位は山田大禧(長野市ク)と1回目に最長不倒の98メートルを出した遠藤秀治(清光社ク)で、ベテランの岡部孝信(雪印メグミルク)が7位、船木和喜(フィット)は13位だった。