<アメリカンフットボール全国高校選手権決勝クリスマスボウル:早大学院10-10大産大付>◇23日◇横浜スタジアム

 早大学院と大産大付が大会2度目の両校優勝となった。大産大付が押し気味も前半はFGの3点に止まる。第4Qに早大学院が81ヤードを決めると、直後に大産大付も38ヤードとTDパスの応酬。残り3分を切って早大学院が同点FGを決め、10-10で引き分けた。早大学院は2年連続3度目、大産大付は3年ぶり8度目の優勝。早大学院は終始劣勢も起死回生のパスを決め、浜部監督は「白黒つけたかったが、選手が頑張っただけに優勝できてよかった」と初の連覇を喜んだ。大産大付は攻撃でミスも多く、山嵜監督は「勝ち負けつけないと消化不良」とご機嫌が悪かった。