日本体協は11日の理事会で、第14回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の功労賞に、スポーツ社会学の草分けで国のスポーツ政策に数多くの提言をした佐伯年詩雄筑波大名誉教授(69)を選んだ。昨年の日本体協創立100周年で採択された「スポーツ宣言」の起草でも中心的役割を果たした。

 奨励賞には日本サッカー協会の男女代表の医・科学サポートグループ(代表福林徹早大スポーツ科学学術院教授)を選出した。女子W杯を初制覇した「なでしこジャパン」の調整などでの支援が評価された。