ホッケーの男女日本代表が20日、京都・八坂神社で必勝祈願を行った。4月の男女世界最終予選(岐阜・各務原など)へ向けて、吉田大士会長ら30人が集結。44年ぶりに五輪出場を狙う男子の川上啓主将(27=名古屋フラーテル)は「みんなの思いを背負って代表で来ました。これからいい強化試合ができると思うし、100%(五輪に)行けます」と気合十分だった。

 女子は初出場だった04年アテネ五輪から2大会連続出場中。山本由佳理主将(30=ソニーHCブラビアレディース)は「五輪出場とみんながケガしないように祈りました」と笑顔を見せた。女子の球技はサッカーの「なでしこジャパン」がロンドン行きを決めている。「マイナーからスタートして、今ではすごくテレビに出てる。すごく励みになるし、結果を出して注目してもらえるように頑張りたい」と話した。