日本ラグビー協会は23日、HSBCセブンズワールドシリーズ東京セブンズ(3月31日~4月1日、東京・秩父宮ラグビー場)の大会要項を発表した。日本で7人制の世界大会が開催されるのは11年ぶりで、日本を含む16カ国が出場する。

 7人制ラグビーは16年リオデジャネイロ五輪から採用され、同五輪でのメダル獲得を目指すため、強化が急がれている。日本男子は10年アジア大会で金メダルを獲得。7人制日本代表の村田亙監督(43)は、現在の日本の位置を「世界で15~20位」とし、東京大会での目標を「ベスト8、あるいはベスト4」とした。

 日本代表は2月からワールドシリーズのニュージーランド大会、米国大会、香港大会に出場し、東京大会を迎える。初戦に向け、村田監督は東福岡FB藤田慶和(3年)ら高校生3人を含むメンバーを選考。「藤田はここでまた成長する可能性がある」と、その後も日本代表に定着することを期待していた。