<フィギュアスケート:世界選手権>◇4日目◇29日◇フランス・ニース

 女子ショートプログラム(SP)で2連続3回転ジャンプを決めるなどほぼ完璧な演技を見せた17歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)がトップと1・94点差の62・67点で2位と好発進した。

 2年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し59・49点で4位。鈴木明子(邦和スポーツランド)は59・38点で5位だった。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点で首位。前回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は今季休養している。

 24選手によるフリーは31日に行われ、浅田は20番目、村上は21番目、鈴木は23番目に演技する。

 アイスダンスはテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。