日本スポーツ仲裁機構への申し立てを経てボート男子軽量級ダブルスカルの五輪切符をつかんだ武田大作(38=ダイキ)浦和重(36=NTT東日本)組は30日、アジア予選を戦った韓国から凱旋(がいせん)帰国した。5大会連続の五輪を決めた武田は「自分の行動は正しかったと再認識できた。強い選手が五輪に出るべきなんです」と笑顔がたえない。ゴールデンウイークの真っただ中での帰国に、「まずは家族サービスをします。それが終わったら、今度はヨーロッパの大会に出ます」と晴れやかな表情で話した。