日本山岳協会は21日、2020年夏季五輪で採用される1競技の候補になっているスポーツクライミングを本格的にアピールしていく方針を打ち出した。東京などが招致を争う20年五輪の実施競技は来年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定する。

 人工壁をよじ登るスポーツクライミングは人気上昇中で、競技人口が全国で約30万人を超えるという。10月に千葉県でワールドカップ、来年2月には五輪招致の機運盛り上げに東京で大会を開く。日本協会は「東京五輪で実施競技入りし、金メダルが夢」としている。