日本スケート連盟の橋本聖子会長は4日、フィギュアの浅田真央(中京大)高橋大輔(関大大学院)らを派遣するグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(11月2、3日・上海)について、尖閣問題を考慮して安全面の事前調査をすることを明らかにした。連盟の事務局員など調査団を近く派遣し「ホテルや周囲の環境など現場を視察させる」と話した。

 安全確保徹底を求めた国際スケート連盟や中国スケート協会から「支障のないよう万全を期す」との返答があったことも明らかにした。

 この日、東京都内で開かれた理事会では5日に48歳となる橋本会長が再任された。任期は約2年間で4期目となる。