<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇初日◇7日◇ロシア・ソチ

 女子は4年ぶりの優勝を目指す浅田真央(中京大)がショートプログラム(SP)で66・96点をマークし、首位に立った。

 アシュリー・ワグナー(米国)が66・44点で2位、昨年2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は65・00点で3位につけた。

 日本勢が初優勝を狙う男子はショートプログラム(SP)で高橋大輔(関大大学院)が92・29点をマークして首位に立った。

 3連覇を狙う世界王者のパトリック・チャン(カナダ)が89・27点で2位につけ、18歳の羽生結弦(宮城・東北高)が87・17点で3位。小塚崇彦(トヨタ自動車)は86・39点で4位、町田樹(関大)は70・58点で6位だった。

 ペアSPはタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)がトップに立ち、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は6位と出遅れた。

 最終日の8日は各種目のフリーを実施する。

 ◆GPファイナル

 NHK杯などシーズン前半戦のGPシリーズ6大会では1位に15点、2位に13点、3位に11点などとポイントが与えられる。各種目とも出場2大会の獲得ポイント合計で6位までがファイナルに進出する。日本勢は女子で村主章枝が2003年に、浅田真央が05年と08年にファイナルを制しているが、男子はまだ優勝がない。