<柔道:全日本選抜体重別選手権>◇第1日◇5日◇福岡国際センター◇男女計7階級

 男子100キロ級は熊代佑輔(25=ALSOK)が制し、昨年2位のリベンジを果たした。

 1回戦は相手にペースを渡さず指導3回を奪う優勢勝ち。準決勝は大外刈りで1本を決めた。決勝は前回優勝の小野卓志(33=了徳寺学園)を準決勝で破って波に乗る羽賀龍之介(22=旭化成)だったが、1分48秒、袖釣り込み腰で1本。東海大の先輩の意地を見せた。熊代は「1本が決まった感覚がなかった。腹ばいに落ちたのでやばいと思った」とホッとした表情を浮かべた。