フィギュアスケート男子の高橋大輔(28=関大大学院)が25日、大阪・高石市内のスケートリンクなどの複合施設「大阪府立臨海スポーツセンター(りんスポ)」でイベントに出演した。右膝痛のために2月のソチ五輪以降は観客の前で滑っていなかったが、リンクの上で演技を行った。

 観客の大歓声を浴びて登場。白いシャツに黒いパンツ姿で、情感たっぷりに滑った。ジャンプでは手をつく場面もあって、演技後は「五輪後初めてお客さんの前で滑って、お見苦しい点を見せてしまいましたが…」と苦笑いも浮かべた。

 高橋は、4月21日に自身の進退について「1年ぐらいかけて考えます。来季はたぶん試合にでないと思います」と、7月1日から始まる14-15年シーズンは競技会に出場しないで休養することを宣言している。