25メートルプールで争った世界短水路選手権(カタール)男子400メートル個人メドレーで連覇した瀬戸大也(20=JSS毛呂山)が9日、成田空港に帰国した。

 大会前はライバル萩野公介(20=東洋大)の世界記録に注目が集まったが、瀬戸も「調子が良かった」と虎視眈々(たんたん)と頂点を狙い、連覇を達成した。日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(51)からも「瀬戸の気持ちの強さは素晴らしい」と認められた。

 同種目では昨年の50メートルで争われた長水路の世界選手権で金メダルを獲得。しかし、今夏のパンパシフィック選手権(オーストラリア)仁川アジア大会(韓国)ともに萩野に負けていた。「悔しくて、たくさん練習した。成果が出て良かった」。帰国後は、大好きな韓国の女性グループ少女時代の東京ドームライブに直行した。