米プロバスケットボールのNBA下部リーグ、Dリーグのテキサスに入団した日本代表ガード、富樫勇樹が21日、テキサス州フリスコで行われたサンタクルーズ戦でデビューした。得点などはなかった。

 第2クオーター残り4分41秒から初登場し、前半終了までプレーした。第3クオーター以降の出番はなく、チームは106-114で敗れた。

 身長167センチの富樫はスピードとシュート力が武器。昨季はbjリーグの秋田で活躍し、今夏はNBAマーベリックスの一員としてサマーリーグでプレーした。Dリーグは14日に開幕したが、査証(ビザ)取得のために合流が遅れていた。

 富樫は「試合に出させてもらったことはうれしい。普通の試合と変わらずに出られた。いろんな経験をして成長していきたい」とコメントした。