日本陸連は5日、東京・渋谷のホテルで世界選手権に出場する選手団の結団式を行った。監督を務める高野強化委員長はメダル1つ以上、入賞6の目標のほか「選手の25%には、シーズンベストを出してほしい」と新たな目安を掲げた。主将には、男子が棒高跳びの沢野大地(28=千葉陸協)、女子が400メートル障害の久保倉里美(27=新潟アルビレックス)が決まった。また、故障明けで出遅れている男子ハンマー投げの室伏広治(33=ミズノ)については父重信コーチが「記録、順位はあまり期待できない」と話していた。